FSGSソフト通販

平成11年11月13日

面白い回答大賞発表

夏から始めましたFSGS特別ソフト通販のお申し込みに際して、みなさまに「触ってみたい生き物」をご記入いただきました。

この記入項目は決して悪ふざけなどではございません。弊社の社風をご存知の方々は迷うことなくご記入いただけたようですが、そうでない方はかなり戸惑っていらっしゃったようです。

そしてこれが「タネ明かし」です。最も面白かった回答に、とても名誉ある「面白い回答大賞」を差し上げます。さらに賞品には「弊社中文版MS-DOS用ゲームソフト」をお贈りする予定です。いえ、いらないと言われても送らせていただきます。国内ではまず入手不可能な超レアな代物ですので、持っているだけで幸せが訪れること請け合いです。DeadForceやAmaranth3などがありますが、何かは不定です。開けてビックリ、あるいはガッカリしていただこうかと考えています。

では、佳作から順に発表していきましょう。お名前は伏せさせていただきますので、「あっ、これは俺(私)のだ!」と、各自認識してくださいますようお願いいたします。また、「ぜひ、名前を公表して!」とのご希望があれば、すぐにそうさせていただきますので、メールにてご連絡ください。

佳作

駱駝(らくだ)

いや、別に触ろうと思えば触れるんじゃないの? 私は鳥取砂丘で触ってきました。ん、いえ、きっとこの藤沢市の方にとっては、深いワケ有りの思い入れのようなものがあるに違いないのです。そこが(?)考慮されて佳作入選です。

レッサーパンダ

これも思い入れを感じます。ワオキツネザルでもなければライオンタマリンでもなく、この方にとってはレッサーパンダなのですね。私も、この名前を見ていたら無性に触りたくなってきました。

貂(てん)

この方は敢えて漢字で書いてこられました。普通は「テン」とカタカナで書きたくなるものですが。日本人たるアイデンティティーを感じたので入選です。ちなみに、私は自分で野生のヤツを捕まえて触ったことがあります(本当)。翌日死にました。

ハリネズミ

普通はこれを触ると流血の事態になります。特にハリネズミの針は凶悪で、抜けやすく先端に「返し」がついているので、触ろうとするときは麻酔で眠らせ、その腹を触るしか手がないのです。確かにこれに触れるというのはスゴいことです。

広末涼子

や、そりゃ、彼女も生き物でありますが・・・でも、個人はダメって書いたわけでもないから良しとします・・・・。できれば、触りたい部位も優先順位をつけて書いてきてほしかったです。

イグアナ (←ジョークっすか?)

回答自体はさして面白いというほどではありませんが、注釈が(私にとって)新鮮だったので入選としました。この程度をジョークだと思っていては弊社のファンはつとまりません。

オコジョ

なんか、この系列の生き物に人気ありますね。オコジョっていうとテンやイタチやヤマネのようでそうじゃなく、ハクビシンほど珍しくなく、なんか得体の知れない怪しい生き物ですよね。虚を突かれて入選です。

秀作

ヘラクレスカブトムシ

とてもいいです。世界最大のカブトムシ。シンプルな中にも言葉の響きの良さがあり、回答者の思い入れが伝わってきます。でも、知らない人はぜんぜん知らないです。

マントヒヒ、特にマント(長い毛)の部分

これだけ具体的に書いてきてくれると嬉しいです。マントヒヒといえど、メスの垂れ下がった乳もあれば、口の周囲の弾力に富んでいそうな肉厚の部分もあるわけですから。とてもよろしい。

哺乳類なら何でも、ただしヒト科のオスを除く

無節操な中にも人間の本質を垣間見せてくれる回答です。でも、よく考えてみると、単なる動物好きの男性だったりするような・・・・

次賞

めそ

『きっとフワフワに違いないあああ。』という注釈がついていました。ものすごく触ってみたい!という回答者の魂の叫びが聞こえてきそうです。最後まで大賞を争っていましたが、ジャンプ読者以外にはわからない、また実在するか否か定かでない(?)という理由で惜しくも次賞です。

大賞

以前CMに出ていたまるまると太ったネコ

おめでとうございます。面白い回答大賞は岡山市のK・Nさんに決定しました。とても具体的であるようで、その実、対象を特定できないという表記テクニックが評価されました。しかし、すぐに実体が目に浮かび、おそらく誰もが「こりゃ、俺(私)も触ってみたいわ。」と思ってしまいます。私もすごく触ってみたいです。できれば抱きしめ殺してみたいです。

 大賞をお取りになった岡山市のK・Nさんには賞品が贈られます。ただし、前述のとおり、何が・いつ・どのような方法で送られるかは定かではありません。期日は「年内」とだけ申し上げておきます。もし、他に「この際だからねだっちゃおう」とお考えの物がございましたら、少しだけ遠慮しながらメールにてお知らせください。ご希望に沿えるよう努力だけはします。

 惜しくも次賞に甘んじられた元祖えむえむさんには、残念賞として「何か」をお送りします。こちらも、万一希望があればお知らせください。社長の靴下から2MBのSIMMに至るまで、いろいろ在庫がございます。

 以下はおまけです。

抜作(ぬけさく)

AIBO ^^;

「生き物」と明記してあってもこれです。でも予想はしてました。

先日、トラかライオンに触ってみたいなんて思ったことはありますけど。(でも、実際触れたとしても、怖いからやらないと思う…) 何か、トラかライオンの前に猫を置いたらどうなるのだろうなどと不毛なことを考えたりもしました。

これだけ聞いてもいないことを延々と書いてきてくれたのはこの人だけでした。おまけに勝手な妄想までして楽しんでおられます。

 最後に私、杉之原個人の「触ってみたい生き物」について。もしもかなうなら「逆鱗(げきりん)」に触れてみたいです。それで怒りまくった龍の攻撃を軽やかにかわしながら、何度も何度も触れてやるの。・・・・・・・空想上の生き物と言う点では、「めそ」と同じかもしれませんが。
 実在する生き物では、やはり何といっても「ゴライアスガエル」の腹です。目の前で見たことはあっても触ることはままなりませんでした。この世界最大といわれる蛙の腹に触るのが目下、杉之原の夢なのです。
 ちなみに、触ったことのある生き物で珍しいものを少し。まず「ミナミゾウアザラシ」。可愛いんだな、これが。すごくごわごわしてました。つぎに「セイウチ」。よく見ないとわからない耳の穴の周辺を触らせてもらいました。ひげがものすごかったです。「キジ」。私の部屋に窓ガラスを突き破ってツッコンできたやつを捕まえて触りました。怒りがこみ上げてきました。「カメレオン」。デパートの熱帯展かなんかで、「良くできた剥製だな」と思って触ったら生きてました。こーいうものを一般客が簡単に触れるようになっているとは盲点でした。でも、デパート側のミスのような気もします。「テン」。地元では「バス」と呼びます。先述の通り、弟と二人で捕まえて触りました。暴れまくっていたのではっきりとは憶えていませんが、柴犬の背中を撫でているような感触でした。「スッポン」。スリル満点でした。「ウミガメ」。これを回答に書いた人が2名いらっしゃいましたが、私は触ったことあります。生きたヤツの甲羅と後ろ足を地元の水族館で。
 こうして書いてみると、けっこういろいろと触っていて驚きました。皆さんも長い人生、いろいろ触って充実した生涯を全うしてください。