ビートバイスCG展
第3世代のキャラクタ愛田桜子(あいだ さくらこ)。ただしこれは偽名で、本名はチェリーブロッサムズ・O・ウィッカである。第一世代の鴻昌柚姫と第二世代のケン・O・ウィッカとの間に生まれた長女である。髪の毛はブルーブラックに見えるが、これは染めているため。地毛は母親似の豪奢な金髪である。
 現在は大学生なのだが、5歳の頃から父親の戦闘機に乗り、手ほどきを受けている。つまり傭兵育成の英才教育を受けて育っている。そのため弱冠22歳にして傭兵としてはベテランの部類に入っている。目下の悩みは恋のこと、筋肉質なこと、大学の単位が不足気味なことなど。

 ビートバイスのヒロイン役ともいえる存在の桜子だけあって、CGもこれだけ用意されている。いちおうストーリー的にはここに出てきた、ユキ→ケン→桜子と進めるのがひとつのパターン。ダン→大井→ジャックと進めるのも男臭くてよいかもしれない。
 総勢8名の傭兵が登場するのだが、ステージも数十面用意されているので、なかなかすべてのステージをプレイするのは難しい。さらにパワーアップキットの「ビートナイスなディスク」をあてると、ステージ数も増える。ハッキリ言って、作った本人も何ステージあったか憶えていない。とにかく、「たくさん」としか・・・・・・。当然、自機キャラ、敵キャラ、ボスキャラなどもわんさか用意されている。今にして思うと、何と無謀なソフトだったんだろう。


その他ビジュアルシーンより。今から見るととても小さなCGばかりだが、当時、1.2MBのフロッピー3枚に収める必要があったため、ギリギリまでサイズを切りつめているため。もちろん、すべてのデータに独自のアルゴリズムで何重にも圧縮が施されていても、これが精一杯。ビートバイスのフロッピーには空きセクタが皆無だったという噂がある。

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