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平成4年の夏休み、家に帰省して2週間ぐらい経った頃、とても暑苦しくて全く眠れない!という日がありました。12時に床について、2時になっても眠ることができませんでした。 更にどの位か経ってやっとウトウトした頃、何かが崩れ倒れる音が布団の横から聞こえてきました。それが本当に異常なくらいゆっくりゆっくりくずれている様子だったのです。びっくりして、そちらを見ると、わきに積んであった雑誌のうち5冊ほどが下に落ちていました。拾い上げようと雑誌を手に取るとびっくり!(死語?)一番下にあったはずの雑誌でした。他のも見ると、号順に揃えたものが、全くバラバラに何号かとんで下に落ちていたのです。 呆けていると、どういうわけか周りが寒くなっていることに気付きました。布団にもぐって30秒ほどして、そちらを覗くとちょうど雑誌の真上あたりにぼんやりとした光が見えました。…そのあとは「やばいな」と思ってすぐ寝ました。 P.S 次の日の朝雑誌を確かめるとやはり号順に揃ってませんでした。 |
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私が小6のころ図工室の掃除当番で掃除してました。 内(中かな?)を掃除する人が私を含め3人でした。廊下が2人で計5人でやっていました。中の3人が私以外(2人だな)がゴミ捨てに行ってしまってヒマだったのでショーケース(のようなとこ)に飾ってあるものを眺めてました。 中にフランス人形があったので「へへっ、外の(廊下の)やつらを怖がらせてやるぜ」と思い「人形が動いた〜!」と叫んで外へ飛び出ました。しかし、廊下には誰もいませんでした。「チェッ、つまんね〜な」と思って中には入ると本当に人形がこっちを向いているのです。「なんだ。みんな考えることは同じじゃんか」と思ってケースをよく見ると鍵がかかっていました・・・・・ |
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あれは私が小学校五年の頃、私の最も親しかった友人が体験したことです。 彼はバスで三十分ぐらいかかるところまで塾に通っていた。その帰り道、彼はひとりで歩いていた。周りはすでに暗く、人影もなく彼の足音だけが響いていた。ふと気がつくと、自分の後ろから別の足音が聞こえてきた。しかし、その音はいつまでたってもくっついたまま離れない。曲がり角で後ろを見ても誰もいない。道が真っ直ぐなときに振り向いたが、やはり誰もいない。結局家に着くまでずっとその音はついてきたそうである。彼は恐いというより、なんであんな音がするのか気になってしかたなかったと言っていた。 もうひとつ。今度は私自身が体験したことである。一昨年の夏、仕事の帰りのことだった。ヘッドホンステレオで音楽を聞きながらスクーターに乗っていると、七時半をまわったころだろうか、急に音楽が聞こえにくくなったと思ったら、変な音が飛び込んできた。強いて言えば酔っぱらいがろれつがまわらないまま話しているようなもので、まったく理解できない言葉だった。最初、無線かと思ったが再生専用機に受信機能はない。それに無線ならだいたい何を言っているのかわかるが、実際に聞こえていた言葉はまったく理解できなかった。10分くらいだろうか、急に聞こえなくなったと思ったら、再びテープに入っている音楽が聞こえはじめた。 あれ以来、意味不明の言葉は聞こえない。テープには異常はなかった。未だ謎である。 |
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これは職場の先輩に聞いた話です。 何年か前の8月頃、終電が終わり、ホームのエスカレータを止めに行ったところ、回送電車の中に人の姿が見えたそうです。近付いて見た時には車内には誰もいません。その時はあまり気にも止めずにエスカレータに向ったのですが、戻るときになってそのことを思いだし、先ほどの車両に向うと、さっき見た電車内で女性がこちらを見ているのです。不審に思い、更に電車に近付いたところ、その女性はすっと目の前から消えてしまったそうです。それ以来、彼は終電後の電車を見ようとはしなくなったそうです。 |
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少年剣道団に所属していた私は、平●町で開かれた日●管内大会に出場しました。”出れば負け”の私達は、汚名返上に奮闘し、地区3位という好成績をおさめました。あまりの事に気をよくした監督は、2泊の予定を1泊ふやしキャンプをすることにしました。 さて、ミステリー好きの方ならよく御存知でしょうが、平●町というのは、UFO目撃多発地帯で、また”UFO基地”なる、どこぞの酔狂人が当所、観光目的で作った建築物があることで知られています。そのUFO基地の山すそ、つまり沙流川のほとりにキャンプをはってUFOをみてやろうということになったのです。 団体Aチーム(含補欠)6名は、進入禁止の柵を無視してUFO基地に乱入。昔、ムー誌でみたのとは偉く違ってミステリアスというより、足場が危ないだけのなんのへんてつもないその様子にひょうしぬけして、しかたなく、そこらへんのゴロゴロしている赤茶けた石を2、3個持ってキャンプ地に帰りました。 夕刻から怪談や肝試しにもりあがってUFOウォッチング。某友人は謎の踊りを踊るはわけのわからない模様を地面につくってそのなかでおがみはじめるわ、殆ど原住民のシャーマンズムの世界でわめきちらかしたけれど、一向にUFOは見えてこないしまいには、5人でほか数名で近くにある義径神社まで遊びにいったりしました。さて、夜の神社を堪能してかえってくると何やら騒いでいる。 「何してんの?」 「あ、姉ちゃん!どこ行ってたの?今さっきUFOが出たんだよ!」 「なっにいーっ!?」 よりによって…と地団駄踏む私達、友人の一人がくやしさのあまり、 「ほんとうかよ?なら、証拠みせろよ!」 「いいよ!ちゃんとみんなで写真撮ったもん!」 しっかりと、ASA1600のフィルムをさしだす彼女。監督が買っておいたらしい。 数日後、道場で写真公開、御存知のようにASA1600とか3200とかいう超高感度フィルムは実に扱いづらいものでして、24枚撮りのそれは大事にやきつき(キャンプファイヤーのせいらしい)ができていて荒い粒子が変に写っているだけでしたが、何故か無事なやつがあって、確かに光球が3つ写っていました。 その後UFOに遭う機会もなく未だにくやしい私です。 |
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ある学校のトイレであったことである。
そのトイレに入ると、どこからともなく「赤いちゃんちゃんこ着せましょうかー」という声が聞こえてくるのである。何も言わずに黙っているとまた、その声がきこえてくるのである。このことが学校内に次第に知れ渡り、職員も知るようになると学校は警察に連絡した。そして、警官がきた。その警官の内の婦警が一人、そのトイレに入りドアを閉めていると同じ様に、どこからともなく「赤いちゃんちゃんこ着せましょうかー」という声がきこえてくるのである。その婦警はその声に返事をして「着せとくれー」と言ったのである。すると、外にいた警官がトイレから「キャー」という悲鳴が聞こえたのでドアを開いてみるとそこには首の左右を切られて血を流し血の赤いちゃんちゃんこを着ている婦警がいたのである。もしかしたら、そんなトイレが、あなたのところにも。 |
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忘れもしません。それは、3年前の8月23日に起きた出来事でした。その日はとても蒸し暑かったので、昼間にシャワーを浴びました。これが悲劇の始まりだったのです。 シャワーからあがり、バスタオルで体をふいていると、おかしな肌ざわりがしたのでタオルを見てみると、そこには潰れたゴキブリが貼り付いていたのでした。そして、ゴキブリの体液やら内臓やらがタオルで拭いた所にびっとりと付いていました。私はゴキブリが大の苦手であるので、半ベソ状態で再度シャワーを浴びました。 シャワーから上がり、食堂に行くと、半なまの種ぬきプルーンが置いてあったので、牛乳を飲みながら食べていました。何個目かを手にとると、何故か動くのです。「おかしいなぁ〜」と思い手に掴んだプルーンを見ると、それはプルーンと保護色であるゴキブリだったのです。私は思わず、牛乳の白とゴキブリ色のプルーンがあでやかなコントラストをかもしだしているゲロを吐きました。そのゲロの処理のため、ぞうきんを探していた私の手がゴキブリを強く握り締めていようとは、思いもよらないことでした。 ゲロの処理をおえ、手を洗った後、お風呂場でのこと、ゴキブリ入りプルーンのこと等のためか、気分が悪くなり、自室で寝ていましたが、口の中がモゾモゾするので目が覚めました。何だろうと思い、ティッシュペーパーの上に吐き出してそれを見ると、唾液まみれのゴキブリが蠢いているのでした。それを見て私はまた、ゲロをしました。 3年前の8月23日。私にとって、とてつもなく恐怖な体験をした日でした。 |
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